〜 ヘアアイロンの魅力 〜 


金属やセラミック製のプレートを設定温度まで加熱し、毛束を直接はさむ事で効率よく、そしてムラなくセットする事が出来ます。

短時間でしっかりクセがつけられるので、忙しい朝にこそ威力を発揮します。

しかも、ドライヤーでセットした時よりスタイルの持ちが格段によくなります。


VIDALSASSOON
VSS-9200/RJ

ヘアアイロンにも様々な種類がありますが、ここでお勧めするのは「ヒートプレートの形状が平面」のヘアアイロンです。

平面ヒートプレートなのでストレート専用だと思われがちですが、ウェーブや外はねも簡単に作れます。

たとえば、トップのボリュームアップやハチ・サイドのボリュームダウンなど、ウルフヘアのポイントである毛束感や耳後ろの外はねもヘアアイロンなら簡単にできます。


プレートの幅にも色々ありますが、男性はプレート幅の狭いタイプ(40ミリ未満)が使いやすいのでお勧めです。

  
セットする時の設定温度は180度を推奨します。

髪型の形状に変化を与える場合、髪の主成分であるタンパク質を変形させる必要があります。

その為に必要な温度が180度で、髪へのダメージや作業効率を考慮すると180度が適温になります。

高温設定(230度など)を売りにしている製品もありますが、縮毛矯正以外のセットには使わない(使ってはいけない)温度帯ですし、 プロの方のように髪の毛の状態を正しく判断できる”知識と技術”を習得されていなければ使いこなせないと思います。



ヘアアイロンの設定温度が180度の場合、毛束を2秒以上を挟んだままをにしていると、間違いなく髪の毛にダメージを与えます。

逆に、低温だとクセ付きが悪くて何度も同じ毛束を加熱する事になり、髪の毛パサパサ(オーバードライ)の状態になってしまいます。

尚、髪質がやわらかい・細い方は160度〜170度が適温になりますので、ご自身に最適な温度で作業して下さい。

いずれの場合も使い方を誤ると、髪の毛を焼いてしまう恐れがありますので注意して下さい。



セット箇所を修正したい時は、霧吹きで軽く湿らせてからやり直して下さい。
一度加熱して水分が減った髪を何度も再加熱すると、毛が痛むだけでスタイルの変化は望めません。

 〜 なぜ値段に大きな差が? 〜 


ヘアアイロンは千円台で購入できる安価なものから、2万円を超える「プロ使用」まで数多く販売されています。

「高い物は良い」とは言い切れませんが、値段の差には勿論、それなりの理由があります。

その違いを見極めていれば、失敗しないヘアアイロンを選べるはずです。

もちろん、いきなりプロ使用の高級ヘアアイロンを使うのもいいのですが、ポイントさえ抑えておけばコスパの高いヘアアイロンを見つけられると思います。


 〜 各部の違いを比べてみる 〜 



設定温度

180度まで上げられないものがあります。

髪質がやわらかい・細い方は160度〜170度くらいでよいのですが、「最高温度140度」という製品もありますので、購入される際は確認しましょう。

髪の毛のコンディションが良好なら140度でも高温すぎるくらいなんですが、そういう方はヘアアイロン不要でサラサラストレートだと思います。


デジタル温度表示・設定

温度設定がダイヤル式(ボリュームを回すタイプ)と、押しボタン式があります。

押しボタン式は、設定する温度が表示されるまで何度もボタンを押したり、押したままにする手間がありますが、 ダイヤル式は回すだけで瞬時に温度設定が出来ます。

押しボタン式が悪いのではなく、スイッチ部分の耐久性や通電ロスが少ない等の長所があります。

ダイヤル式でもデジタル温度表示が付いたり、押しボタン式でもランプ表示だけの製品があります。

設定温度に達するとランプの色が変化したり、音で知らせてくれるものなど様々です。

デジタル表示機能にも違いがあり、単純に設定温度を表示するだけのものや、「 アドストDS 」のように作業中の温度変化まで表示して、瞬時に設定温度に復帰させる高性能な製品もあります。


ヒートプレート

髪に直接触れる部分ですから、良く確認するべきポイントかも知れません。

髪を直接プレートで挟みながら「滑らせる」のですから、滑りが悪いとセットしにくいだけではなく、髪を傷める原因になります。

その為、ヒートプレート表面には滑りを良くする目的に加え、縮毛矯正などの薬剤による耐食性を考慮して表面加工が施されています。

製品の詳細に「100%」とか「○○素材プレート」と明記されていない場合、表面加工されたプレートだと考えて良いでしょう。

これはプレートの表面をコーティングしているだけなので、テフロン加工のフライパンのように剥がれて効果が薄れていきます。

フライパンほど酷使するものではありませんが、ヒートプレートの表面加工も使用頻度や使い方に応じて劣化していく消耗品です。


丈夫↑ ↓標準
アルミニウム素材プレート
+フッ素加工
チタン素材プレート
セラミック素材プレート
アルマナイト加工
チタンコーティング
セラミック加工
テフロン加工
マイナスイオン 3WAY

ふんわりボブ・きれいめカール・ストレートが思いのままに
独自の3WAY構造で、あらゆる髪型がワンランク上の仕上がりに♪

テフロン加工が悪い訳ではなく、それぞれ長所短所があります。

セラミック加工よりもセラミック素材プレートの方が耐久性や熱伝導率が優れていますし、アルミニウム素材プレート+フッ素加工を搭載した アドストDS の評価が高いのも納得できます。


プレートの形状

ヒートプレートがアーチ状になっている「ラウンドプレート」があります。

フラットプレートよりも毛先に動きが付けやすく、巻きつけてカールを作りやすい「2WAY」タイプです。

ただし、ハネ方向に対してアイロンの裏表を考えながら作業する事になり、慣れるまでは戸惑うかも知れません。



他にもヘッドの外側も発熱するステンレスプレートになっていて、巻きつけてカールが作れるデュアルタイプがあります。
これはフラットアイロンとは分類して考えた方がよい製品で、ヘッドのほぼ全面が発熱する為、付属している耐熱性のフィンガーガードを指に装着して使用します。


プレートの溝


加熱時に発生した水蒸気を素早く外部に排出したり、頭皮に当たるのを軽減するための溝がヒートプレートに施させています。

挟んだ毛束内の水蒸気を逃がす事で施術時間が短縮され、髪へのダメージを軽減します。

溝があっても施行処理が雑な製品は、逆に毛髪表面を傷つける恐れがあります。


クッションプレート

挟んだ圧力と摩擦による髪へのダメージを軽減する為に、ヒートプレートが余分な圧力を逃がすダンパー構造になっています。

毛束の厚みは根元より毛先の方が薄くなりますので、クッションプレート構造の方が気楽にセットが出来ます。

起動時間

セラミックヒーターなどの搭載により、設定温度に達するまでの時間が早く(30秒・45秒など)、忙しい朝でもすぐに使えるので便利です。

作業中に下がった温度の復帰に素早く対応できる利点もあります。

明記されていない場合は通常(ダイヤル式のアナログ洋服アイロンと同じ)だと思います。


電源コード

ねじれ防止の360度回転コードが普通です。

コード直結の激安ヘアアイロンを見かけたとしても、きっと他にも不具合があると思いますので、購入は控えた方が良いかも知れません。


 〜 製品を画像で比較 〜 

画面を切り替えずに見比べられるように、小さめの画像で一覧にしてみました。

画像は製品へのリンクになっております。
製品の詳細もそちらで確認して頂けます。

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