トップキャップのアンカーボルトを締め込むと、スターファングルナットがコラムを引き寄せる事で”玉あたり調整”をするのですが、その誤差を最小限に抑えてカットラインを確定出来る”既に玉あたり調整済みの締め込んである状態”を保持しているからです。
かなりデフォルメしてありますが、構造は理解してもらえると思います。
この段階でステムを取り外します。
ステムを外す時は、面倒でも2本のボルトを交互に少しずつ緩めます。
片方のボルトだけを一気に緩めてしまうと、残ったボルト付近に負担が掛かり、
歪みや破損の原因になります。
ラインを引く時は、コラムスペーサーを定規代わりにするとよいでしょう。
ダイソーで購入したパイプカッターです。
滅多に使わない工具なので安価な物にしましたが、意外に使える一品です♪
丁寧に作業したのですが、結構バリが出てしまいました。
この程度のバリなら無理に取り除かなくても、トップキャップが干渉する所は
割れて剥がれ落ちます。
しかし見た目が良くありませんし、手を切ってしまいそうなので削る事にします。
こちらは更に使える工具 DREMEL(ドレメル) ハイスピードロータリーツール です♪
小型のルーター・電気ドリル・ディスクグラインダー等も所有しているのですが、
このDREMEL300の使用頻度が一番多いですね。
先端のアタッチメントの種類も多く、使い勝手とコストパフォーマンスに優れた
お薦めの電動工具です♪
もっと火花が飛び散るような派手な画像を期待したのですが…
さすが DREMEL のルーター! なめらかに削れます!(^^;
まぁ、こんなもんでしょうか?
切り過ぎたように見えますが、ヘッドパーツの玉あたりを調整する為に絶対に必要なスペースです。(上記Gifアニメ参照)
ステムのコラムクランプボルトを緩めた状態でカットラインを決めた場合、予想以上の誤差が生じる場合があります。 鋸やカッターの刃の厚みも影響しますが、大抵は切り過ぎてしまうと思います。
多少切り過ぎたとしても、 ステムハイト が38mm〜40mmもあるので十分クランプ出来るのですが…
しかし、今後のポジション調整にも影響してくる事なので、最小限の誤差でシビアにカットするのが望ましいでしょう。
スッキリとして良い感じです♪
LOUIS GARNEAU XC-CASPER-PRO