〜 ワイヤーロックを使いやすく 〜コイル状に丸まっているワイヤーロックは、小さく縮むので収納しやすく、長く伸ばせるので施錠する時も楽ですよね。 その反面、ホイール(スポークの間)に通しにくかったり、ガードレールなどに結束すると車体が引っ張られてフレームが傷付くなど、使い勝手が良いとは言えません。 しかも結構重く、走行時にハンドルに下げておくには邪魔になる代物です。 Vブレーキのボルトを利用する馬状詮(U字ロック)もあるのですが、利便性と引き換えに「美人にヒゲ」的な見た目になってしまいます。
扱いやすさを思慮した結果、ストレートタイプで600ミリの長さのものを選びました。 この長さでもフレームから後輪を通して支柱にも結束する事が出来ます。 このワイヤーロックに、シートポストに固定する為の小物パーツ「ワイヤーロック・ブラケット」を取り付けました。
結ぶように丸めてブラケットに差し込んでおけば、走行時に邪魔になりません。 荒業(無精テク!?)ですが、ハーフロックの状態にして収納しています。 「カギを掛けたいのに,まずカギを開けなければならない…」 その”ひと手間”が省ける訳です。
左がハーフロック、右がロックした状態です。
ロックする直前まで差し込むだけの事なんですが、丸めたストレートワイヤーが
差し込みがこのくらい長ければ問題ないと思います。 差し込みが短いものは引っ掛かりが浅くて外れやすいので、ハーフロック状態での
ワイヤーロックを結ぶ方向がポイントなんですが、ブラケットを本体のシートポストクランプに取り付けると、外側のワイヤーが 内側のワイヤーを押さえ込むので外れにくくなります。
それでも走行中の振動や衝撃で外れないとは言い切れません。 もし外れたとしても、ワイヤーロックの両端が広がる程度なんですが、後輪に巻き込まれない高さに取り付ける事をお薦めします。
気温が高いとケーブルの保護チューブが柔らかくなって外れやすいようです。
〜 使い勝手で選ぶワイヤーロック 〜【ロック方法】 通常のワイヤーロックのように両端結束の輪でロックするのではなく、両端にループを作る事で "長くて重い"ワイヤーロックを使わなくても同様の距離を結束する事が出来ます。
下の画像のように、端にあるループに反対側の端を通して輪を作り、反対側の鍵穴部とスライダー(位置の移動可能)で、ガードレールやポールなどを囲うようにロックします。
〜 ダブルループタイプ 〜
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